中小企業診断士1次試験 直前1週間の過ごし方(独学者の実例)

中小企業診断士1次試験 直前1週間の過ごし方(独学者の実例) 1次試験
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【2024年3月24日更新】

中小企業診断士1次試験本番まであと1週間。勉強は十分してきたけど、ソワソワして落ち着かない。何をすれば・・・?

中小企業診断士試験の最初の関門である1次試験。これまで数百時間の勉強かさね、準備万全という方から、まだ不安が残るという方もいらっしゃると思います。また試験直前でソワソワしている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、中小企業診断士1次試験筆記前の1週間をどのように過ごしたか、またやるべき事、やるべきでない事をご紹介したいと思います。

それでは、どうぞ!

診断士1次試験 直前1週間でやるべき事・やるべきでない事

中小企業診断士1次試験の直前1週間、「ソワソワしている間にあっという間に当日だった!」なんてことがないよう、しっかり準備したいですよね。まずは、超直前期である1週間で「やるべき事」、逆に「やるべきでない事」を解説していきます。

中小企業診断士1次試験 直前1週間で「やるべき事」

中小企業診断士1次試験 直前1週間で「やるべき事」
1.残り1週間のスケジュールを立てる
2.弱点教科、弱点知識の補充
3.暗記系科目の復習(とくにうろ覚えの所)
4.公式、数式系のチェック
5.ラストペーパーの作成
6.当日の持ち物準備

1.残り1週間のスケジュールを立てる

中小企業診断士1次試験直前の1週間、迷いなく過ごせるようスケジュールを立てます。平日、土日でどのくらい勉強できるのか、お勤めの方は有給休暇などの強権発動は可能かなど、残り1週間で勉強可能な時間を算出しましょう。

時間を算出したら、「やるべき事」のリストから、自分に必要な時間を割り振っていきます。またこの後の「やるべきでない事」に時間を割いていないか確認しましょう。

特に7科目毎に何時間という割り振りだと、どこまで何をすべきか不明確になり、ずるずる時間を費やしてしまう可能性があります。「やるべき事」にあるような作業単位で時間を割り振ることをおすすめします。

2.弱点教科、弱点知識の補充

これまでの勉強状況や模試の結果をもとに、弱点教科・弱点知識を補充します。

特に模試の記事でも書きましたが、「自分は得意だと思っていたのに点数が取れなかった科目」はしっかりと復習しておきましょう。万が一この科目が難易度アップした場合、足下をすくわれる可能性があります。自分が苦手だと自覚している科目よりも危険なので気をつけてくださいね。

ご参考:中小企業診断士1次試験の模試について

ただし、過去あまり出題されない問題や、模試で全員が間違えているような枝葉の問題の復習は不要だと考えています。本番で出る可能性が低いからです。頻出問題の復習や、他の「やるべき事」に時間を充てましょう。

3.暗記系科目の復習(とくにうろ覚えの所)

直前期には暗記系科目の復習も重要です。特に「経営法務」や「中小企業経営・中小企業政策」といった、法規制や補助制度の違いは要注意です

他にも「経営情報システム」等も暗記する内容が多かったり、「企業経営理論」の労働法規関連も2,3問出たりするので、自分自身がうろ覚えの箇所を中心に優先順位をつけて復習することが重要です。

直前に確認して正解したその1問が、運命を分けるなんて事もありますので、ぜひ復習を!

4.公式、数式系のチェック

こちらも暗記系科目復習と同様に、うろ覚えであれば復習することをおすすめします。具体的には「財務・会計」や「運営管理」の計算問題に使う数式系です。

全部捨ててしまうにはウェイトが若干高いので、自信のない方は復習しておきましょう。こちらもラストペーパー作成がてら復習するといいかもしれませんね。

5.ラストペーパーの作成

中小企業診断士試験の当日に持っていく、自分に必要な知識等をまとめた通称「ラストペーパー」。テキストに知識がまとめられているため、2次試験ほど作成する重要性は低いですが、やはり作っておくと安心です。

弱点知識、暗記系科目のポイント、公式・数式類を復習しながらまとめるのが時間も省けて効率が良いです。

中小企業診断士1次試験のラストペーパーについては以下の記事で詳細を紹介していますので、合わせてご確認いただければと思います。

ご参考:中小企業診断士1次試験のラストペーパーについて

6.当日の持ち物準備

落ち着いて試験当日を迎えるため、持ち物準備は早めに済ませましょう。当日必要な持ち物や、あると便利なものは以下の記事をご覧ください。

ご参考:中小企業診断士1次試験の持ち物

なお、2020年度(令和2年度)の試験からコロナウイルス対策のため、持ち物、事前準備の注意点がございます。以下の記事にまとめていますので、合わせてご覧いただければ幸いです。

中小企業診断士1次試験 直前1週間で「やるべきでない事」

中小企業診断士1次試験 直前1週間で「やるべきでない事」
1.新しい知識を増やすこと(参考書等)
2.新しい模試や問題に取り組むこと
3.前日の長時間勉強

1.新しい知識を増やすこと(参考書等)
2.新しい模試や問題に取り組むこと

中小企業診断士1次試験の直前1週間。まとまった時間が確保できないこのタイミングで新しい参考書や模試などの問題に取り組むことはおすすめできません。

100点を取る試験ではないので、新たな知識に触れるのはやめましょう。それよりも、これまで勉強してきたテキストの復習に時間を割いた方が良いです。

やるべき事をすべてやったという方も、テキストの再復習に時間を割いた方が良いです。どうしてもという方は2次試験の概要を読んだ方がいい気がします。

心理的にもこの状況で新たな知識を覚えたり、解けない模試の問題などが出てくると不安になります。またそれの対処に時間がとられ、肝心な「やるべき事」の時間を浪費してしまいます。

直前1週間はもう新たな知識には触れず、これまで学んできたことを信じて、本番で実力を発揮できるように準備を進めましょう。

3.前日の長時間勉強

これは今更言うまでも無いことかと思いますが、前日の長時間勉強は避けましょう

模試などを経験されている方は身にしみていると思いますが、2日間の試験は相当疲れます。わざわざ本番前に長時間勉強をして、自分自身の体力を削ってしまうのは悪手です。前日の午後(夜)は持ち物確認くらいなイメージで!

予めスケジュールを立てる際には最終日の勉強時間はあまり計上しないでくださいね!

中小企業診断士1次試験 直前1週間の過ごし方

中小企業診断士1次試験、直前1週間の過ごし方

ここでは筆者Azの実際の中小企業診断士1次試験、直前1週間の勉強時間などをお伝えします。

ただ、残念ながらあまり参考になりません!
会社の夏休み期間を利用して、試験直前1週間丸々休んでおりました笑
いや~恵まれた会社です・・・。

一応直前1週間の勉強時間と勉強内容をお伝え致します。

・8月1日(土):10.5時間。ラストペーパー作成、荷物準備、数式(運営管理)復習
・8月2日(日):10.0時間。数式復習(財務・会計)、財務会計問題集最終チェック
・8月3日(月):11.0時間。暗記系科目(経営情報、企業経営理論)総復習
・8月4日(火):10.0時間。経済学・経済政策総復習
・8月5日(水):10.5時間。暗記系(経営法務、中小)総復習
・8月6日(木): 9.5時間。暗記系(経営法務、中小)総復習(続き)
・8月7日(金): 7.5時間。1日目科目の復習(暗記ポイント、数式等の復習)
・8月8日(土): 2.0時間。試験1日目+2日目科目の復習(暗記ポイントの復習)

休みなので勉強時間がチートですね。。。これだけ勉強時間は計上していますが、正直後半は勉強に飽きていまいた(もう大丈夫じゃない?という心境に・・・)。

みなさまもぜひ計画的な1週間をお過ごしください!

まとめ

本記事では中小企業診断士1次試験の直前1週間の過ごし方について、「やるべき事」「やるべきでない事」を含めてご紹介しました。

超直前期とも言える最後の1週間、後悔しないように、ただし焦らないよう計画を立てて「やるべき事」をこなしていきましょう。そして1次試験本番を無事突破してくださいね!

それでは、また!

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おまけ(学習記録)

記事のおまけとして、記事投稿日の当時の学習記録を記していきます。
受験生の道しるべになれば幸いです。

・日時  :2015年3月27日(金)  勉強開始から「110日目」
・勉強時間:7.0H
・トータル:482.0H
・勉強内容:経営法務5,6章読込+学習マップ(5章)作成+経営法務問題集108問目

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