【2024年7月31日更新】
中小企業診断士1次試験の当日はどんな感じだったんですか?
参考にしたいため、当日の様子を教えてください!
本ブログでは、中小企業診断士1次試験の勉強法や模試活用、1週間前の具体的な行動例などをご紹介してきました。
では結局1次試験当日はどうだったの?という疑問を解決するために、本記事では中小企業診断士1次試験当日の状況を心境なども踏まえてお伝えしたいと思います。
初めて中小企業診断士1次試験を受験するという方には、イメージトレーニングの参考にしていただければと思います。
なお、当日の様子は前編・後編に分割しております。今回は中小企業診断士1次試験の1日目の様子をお伝えします。
それでは、どうぞ!
筆者Azの中小企業診断士1次試験の挑戦状況
今回お伝えする中小企業診断士1次試験の挑戦状況は以下となります。
・日付:2015年8月8日(土)、8月9日(日)
・回数:初挑戦
・勉強形態:独学(テキスト&過去問のみ)
・勉強時間:1106.0H(1次試験勉強時間)
診断士試験当日までどんな勉強をしてきたのか、直前1週間何をしてきたのかなどは、以下の記事をご覧ください。
中小企業診断士1次試験 試験1日目の状況
中小企業診断士1次試験1日目:早朝(出発前の自宅にて)
ついに2015年8月8日(土)、中小企業診断士1次試験、1日目当日となりました。
1ヶ月前にTACの模試を受けていますが、初めての本試験です。ただ直前1週間は夏休みを取っており、勉強時間も十分(後半は飽きた状態)だったので不思議と緊張感はありませんでした。
前日は21時に寝たため、4時頃には目覚めてしまいました。今更勉強しても変に焦るだけなので、何を血迷ったのか録画していたアニメ「のんのんびより りぴーと」の最新話を見て癒やされていました・・・。
結果として中小企業診断士1次試験はこの1回で合格しているので、この時から「重要試験日の朝は癒やしアニメ見てから行く」という謎のゲン担ぎができました笑
挑戦者のみなさまも、ルーティンやゲン担ぎがあれば自分自身のリズムを整える上でも、いつも通り実施したほうが良いかと思います。
その後は持ち物の最終確認を行って突撃開始です!
中小企業診断士1次試験1日目:自宅出発~会場到着
いよいよ、決戦の地へ出発です。会場は都の西北で有名な「早稲田大学 早稲田キャンパス」でした。まさかの母校に5年ぶりの凱旋です(といっても私は西早稲田キャンパスという所だったのでほぼ無縁の場所です笑)。
中小企業診断士1次試験案内にも記載されていますが、試験室の掲示・入室は1科目目開始1時間前です。ただ万が一、人身事故などで電車が止まると怖いので、8時30分頃には最寄り駅に着くように家を出ました。
※ちなみに当時と現在では試験開始時間が10分ずれてます。
電車での移動中は応援ソングを聴き、財務・会計のテキストなどを確認していました。会場までJRから乗り換えて、1駅だけ地下鉄に乗ったのですが、結構同志がいました!
受験会場に行く途中の自販機で飲み物を買い会場に到着しました。今思うとこの判断は正しかったです。大学キャンパス内の自販機からペットボトル飲料が駆逐されるためです。
試験中でも持ち込めるペットボトルは、当日なくなるので要注意です。そして試験2日目も大学構内&日曜日ということもあり補充されない可能性もあるため、事前に持っていくことをおすすめします。
入り口では中小企業診断士1次試験合格組を狙った資格校の宣伝部隊が色々資料を配っていましたが、全スルーで会場内に突入しました笑
中小企業診断士1次試験1日目:会場到着~試験開始
会場に早く到着してしまい、まだ教室がわからなかったため、外のベンチでテキストを軽く確認していました。受験生も結構集まっており、中には早稲田キャンパス内の大隈重信銅像の写真を撮っている受験者もいました(余裕ですね~)。
※今は会場に入る前に検温などもありますので、時間ぎりぎりでの到着は避けたいところです。
9時になると試験会場が掲示されたので、民族大移動ではないですが、大勢の受験生とともに教室に移動を開始しました。
教室を知ったときから嫌な予感がしたのですが、大部屋&前後の間隔が狭い&地面が階段状になっている教室でした。ちょうど冒頭の写真のような会場です。消しゴム落としたら終了ですし、木製の古い椅子で腰やばいな・・・みたいな感じでした。
その辺りの注意点は以下の記事にまとめましたので参考にして頂ければ幸いです。
教室到着後は1科目目の経済学・経済政策のテキストとラストペーパーを眺めつつ、最後の悪あがきをしていました。その後、試験監督が入ってきて注意説明後、いよいよ決戦開始です!
中小企業診断士1次試験1日目:経済学・経済政策決戦
開始の合図と同時に早速問題に挑戦です。この後の科目でも共通しますが、 私の試験の進め方は以下の通りです 。
・まず一通り問題用紙の4沢に○をつけながら進めていく
・その際、問題番号に「いけた:○」「微妙:△」「後で解く、わからない:×」をつける
・1周後、改めて見直しを行いながら、マークシートに記入する
こんな感じで、マークシートに印をつけるのは一通り問題を解き終わってからです。後でマークシートを塗り直す回数も減りますし、強制的に見直し工程が入るので、マークシート形式の試験はいつもこんな感じです。計算問題は後回しにするなど、その辺はさじ加減で進めます。
経済学・経済政策も上記の手順通り1周目を完了しました。だいたい20分くらいです。この時点で確実にできたと思った問題も多く、足きり回避を確信しました。
一安心したと同時に少し余裕も生まれてきたので、しっかり見直しをしつつ1周目では微妙だった問題や、わからないところに対処しました。そんな感じで中小企業診断士1次試験の初科目を終えました。
※結果は68点。良い感じに平均点UPに貢献してくれました。
中小企業診断士1次試験1日目:財務・会計決戦
試験合間の休憩時間は、テキストで数式の最終確認を行いつつ、 持ち込んだクリームパンやチョコレートで糖分を補給をしていました。
終了した科目の気になる問題を確認する方もいらっしゃると思いますが、振り返っても点数が変わるわけではないので、前を向いて突き進みましょう!
(そわそわして次に集中できないという人だけは確認しても良いかも?)
そして2科目目の「財務・会計」の決戦開始です。こちらも手順通り、まずは計算問題を飛ばしつつ1周目を終えました。大体20分程度です。
正直、勝った!と思いました。確実に正解しているだろう問題だけで48点獲得していました。この後は見直しをしつつマークシートにチェックを入れながら、1周目で飛ばした計算問題や自信のなかった問題を解いていきました。
確実に点数が伸ばせた自信と安心感を得つつ2科目目を終えることができました。
※結果は76点。当初の苦手科目とは思えない大健闘です。この経験のおかげで中小企業診断士2次試験の事例Ⅳも自信がつきました。ぜひみなさまも味方につけましょう!
中小企業診断士1次試験1日目:企業経営理論決戦
お昼休みは1時間ありますが、持ち込んだ菓子パンと糖分補給セットを食べつつ企業経営理論のテキストやラストペーパーを眺めていました。ただ15分後くらいには、音楽を聴きながら少し昼寝をしました笑
外にご飯を食べに行くのもありですが、受験生で混んでいたり、大学周辺は土日休みなんて店もあるので、持ち込みが安心です。時間もなんだかんだで短いですし、コロナ対策のためにもなるべく移動は避けたいところです。
ちなみにこの段階でキャンパス内の自販機からペットボトル飲料枯渇です。コロナの人数対策でこのリスクも減っているとは思いますが、油断せずにいきましょう!
そんなこんなで3科目目の企業経営理論開始です。ここから90分になりますが、昼寝したので眠気もなく戦うことができました。恒例の解き方で進め、1周目を終えた段階で30分経過です。
模試の時に味わいましたが、この科目は私にとって「自信があったけど、点数が伸びない科目」でした。予想通り本番でも最後の2択で迷う、いわゆるラストワン問題が多々ありました。確実に正解という問題を積み上げても40点ギリギリという感じでした(配点がわからないため、なんとなくのイメージです)。
残りの60分をかけて、なんとか50点後半くらいは取れたかなといったところで試験終了です。先の2科目は順調だったので、初めて味わうモヤモヤ感はありましたが、最後の運営管理に意識を切り替えました。
※結果は65点。思ったより良かったです。自己採点時はドキドキでした笑
中小企業診断士1次試験1日目:運営管理決戦
休み時間はまた糖分補給セットにより回復をはかり、1次試験1日目最後の運営管理決戦を迎えました。
もともと運営管理は得意であり、模試でも点数の取れた科目でした。本番もありがたいことに良い感じに進めることができました。
1周目完了時点で35分ほど経過。この段階で60点は超えているイメージでした。2周目や最終見直し段階まで来たところで、まだ15分以上残っていました。周囲には途中退席する方もちらほらいましたが、折角なので最後までチャレンジすることとしました。
そして1日目の最後の科目も終了しました。
※結果は73点。もっと行けたかなと思いましたが、さすがに伸び悩みました。
中小企業診断士1次試験1日目:会場~自宅
試験終了後は一目散に撤退しました。思ったよりも疲れを感じていませんでした。アドレナリンでも出ていたのか、1日目の感触が良かったのか、嬉しい誤算でした。
自宅到着後は1日目のテキスト類はポイして、2日目の科目にスイッチです。あまり勉強しすぎても影響が出そうなので、テキストやラストペーパーなど軽く確認して、前日と同じく21時には就寝しました。
資格校などからは中小企業診断士1次試験の速報解答がでますが、2次試験とは異なり翌月曜日には診断協会から解答も発表されますので、特にこの時点では採点等はしていません。
手応えのなかった科目は気になるかもしれませんが、2日目に集中しましょう!
まとめ
本記事では中小企業診断士1次試験の1日目当日の様子についてお伝えしました。長くなってしまいましたが、当時の心境や注意点(持ち物等)なども含めてお伝えできたかと思います。
模試を経験されているとは思いますが、やはり本番は独特な雰囲気もありますので、ぜひ当日のイメージトレーニングに私の事例も参考にして頂ければと思います。
初めての中小企業診断士1次試験の1日目は案外順調でしたが、2日目は「2015年度 経営情報システムの裏切り」と言われる事件も発生しました。そんな後編はこちらです!
それでは、また!
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おまけ(学習記録)
記事のおまけとして、記事投稿日の当時の学習記録を記していきます。
受験生の道しるべになれば幸いです。
・日時 :2015年3月30日(月) 勉強開始から「113日目」
・勉強時間:5.0H
・トータル:496.0H
・勉強内容:経済学・経済政策問題集134問目+経営法務問題集55問目
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