【2024年7月29日更新】
中小企業診断士の1次試験用のラストペーパーはどんなものを作成しましたか?良ければ見せてください。
中小企業診断士試験の当日に持っていく、自分に必要な知識等をまとめた通称「ラストペーパー」。これはお守りでもあり、自分自身の努力の結晶が詰まったものとも言える最強の武器です。
正直な所、「ラストペーパー」が真価を発揮するのは中小企業診断士2次試験筆記ではありますが、1次試験においても必要な知識を短時間で確認できるよう、まとめておくと便利です。
本記事では、私が中小企業診断士1次試験用に作成した1次試験のラストペーパーを共有いたします。
それでは、どうぞ!
診断士1次試験用ラストペーパーの中身・作成タイミング
ラストペーパーとは冒頭でも述べた通り、試験当日に持っていく最後の確認・復習用の資料です。
ラストペーパーの中身と効果
中小企業診断士1次試験のラストペーパーの主な中身としては以下が一般的です。
・各科目毎の知識(特に重要なところ)
・自分自身の苦手なポイント(繰り返し間違えた問題・知識)
他の資格や入試などを経験されている方は身にしみていると思いますが、試験当日の会場は独特な雰囲気により、思った以上に緊張すると思います。
テキストや問題集、過去問と色々持ち込んでもよいのですが、確認するポイントを探すのに時間がかかったり、あれもこれも確認しないとという気持ちから焦りも生じます。
結果的に脳に余計なストレスがかかることでパフォーマンス低下につながります。そのため、必要な内容をコンパクトにまとめた「ラストペーパー」を作成することが重要です。
とはいえ、個人差が非常にでるのが「ラストペーパー」です。分量や作り方も人それぞれです。後半に私が中小企業診断士1次試験の時に持っていったラストペーパーを共有しますので、こんなものかとイメージして頂ければと思います。
ラストペーパーの作成タイミング
基本的には、中小企業診断士1次試験の勉強を進める中で、よく間違えるポイントや知識、問題そのものなどをメモしておきます。それらを直前期である7月末から8月頭にまとめ直すことで、全体の復習をしつつ、ラストペーパーの完成を目指すのが効率的です。
自分自身も7月末にまとめました。コツコツ普段から「失敗ノート」や「復習ポイント」※などをまとめていたので、さほど作成に時間はかけていません。
ただし、まとめる分量が多くなる「財務・会計」「中小企業経営・中小企業政策」は作成せず、テキストを持っていきました。
お守り効果があるとは言え、ラストペーパーを作ることが目的となって、勉強効率を落とさないように注意です。
中小企業診断士1次試験用に作ったラストペーパー
では私の作成した中小企業診断士1次試験用のラストペーパーをご紹介します。
正直たいした物は作っていません。。。愛用してきたTACのテキストとセットでちょうど良いといった感じです。
ちなみに問題集と過去問は試験当日は持っていきませんでした。時間があまりないと判断したためです。模試でのシミュレーションから決めましたが、正解でした!
※模試の効果については以下をご覧ください。
当日焦っても仕方ないので、やはり最低限の装備で行きたいですね。
私のラストペーパーでは、復習すべきポイントとしてまとめていた資料を利活用しているため、一部は「○○を確認すること」などの表現のままとなっています。
自分がわかれば問題なしです。この表現でも知識を思い起こせるくらいに準備していきました。またテキストのどこに書かれているかも付箋でわかりやすくしておきました。
経済学・経済政策
経済学・経済政策ではグラフの動きが中心となるため、ラストペーパーの分量は少なめです。当日はテキスト中心に復習しました。
財務・会計
これも経済学と同じくおまけ程度しか作成していません。基本はテキストで数式などの最終確認を行っていました。作ってもあまり意味ない物は作らない。これが重要ですね!
企業経営理論
結構ポイントがありますね。経済学や財務と異なり、数式や図が少ない科目についてはポイントをまとめていった方が効果的だと思います。
運営管理
運営管理もポイント多めですが、図や式も多かったため、テキストに誘導できるように準備しておきました。
経営法務
経営法務も暗記系科目であったためラストペーパーは他の教科に加えて、一覧表形式で各法律や仕組みの違いをわかるようにまとめていきました。テキストにもしっかりまとまっているため、もちろん当日持っていきました。
経営情報システム
これは結構事前に覚えることができたことからラストペーパーは少量です。テキスト持っていったくらいですね。
中小企業診断士・中小企業政策
この科目も、財務と同じくほぼラストペーパーはほとんど作成していません。暗記教科ではありましたが、まとめている時間ももったいないのでテキストをもっていきました。
2日目の最後の科目だし、直前でも気合い入れて復習するだろうという思惑もありました笑
まとめ
本記事では中小企業診断士1次試験用のラストペーパーを公開しました。
試験当日は思ったよりも活用できるスキマ時間は短く、問題集や過去問を持ち込んでも読んでいる時間は中々確保できません。また心理的負担を増やさないためにも、当日持っていくのは「ラストペーパー」と、各教科テキスト1冊ずつくらいにしましょう。
「ラストペーパー」というお守りを傍らに、まずは1次試験の突破を目指してくださいね!
それでは、また!
※ちなみに1次試験のラストペーパーよりも中小企業診断士2次試験のラストペーパーのほうが重要度が高いと思います。もしご興味ある方は覗いてみてくださいね。
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おまけ(学習記録)
記事のおまけとして、記事投稿日の当時の学習記録を記していきます。
受験生の道しるべになれば幸いです。
・日時 :2015年3月23日(月) 勉強開始から「106日目」
・勉強時間:4.5H(通勤時間勉強:2.0H)
・トータル:461.0H
・勉強内容:経営法務3,4,5,6章読込+学習マップ(3章)作成+経営法務問題集76問目
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