中小企業診断士試験のコロナ対応影響

中小企業診断士試験のコロナ対応影響 全般情報
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【2022年3月21日更新】

中小企業診断協会から1次試験・2次試験のコロナ対策が発表されたけど、どれくらい通常の試験と差が出るんだろうか?

2020年より猛威をふるっているコロナウィルスですが、中小企業診断士試験にも色々と影響が発生しており、どれくらい試験本番に影響が出るのか心配されている方も多いと思います。

そこで本記事ではコロナ対策により試験本番にどのような影響を受けるかまとめました。

今後もこのような形で試験が実施されていくと思いますので、少しでも本番への影響の把握いただき準備を整えていただければと思います。

それでは、どうぞ!

中小企業診断士試験へのコロナ対応の影響(2020~)

2020年度中小企業診断士1次試験へのコロナ対応の影響検討

中小企業診断協会からのお知らせ

はじめて本格的に中小企業診断協会から中小企業診断士試験コロナ対策が発表されたのが2020年で、大きく10点のポイントが示されました。現在においても基本は変わりません。
※最新情報は各年度のご注意を確認してくださいね!

https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_r02_shiken/R02_1ji_shiken_%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.html
https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_r02_shiken/R02_2ji_shiken_cov-taiou.html

コロナ対策による中小企業診断士への影響・注意点

それでは、実施されるコロナ対策が試験勉強や当日の試験にどのような影響を及ぼすのか見ていきたいと思います。
※本注意点は2020年(令和2年度の注意点をもとに記載していますが、要素は余り変わりませんのでそのまま掲載しています。1,2点などは変更がかかっていますので、最新の試験情報をご確認ください。)

1.受験の自粛について

試験当日も厳しい環境下になるため、1年後に挑戦するという選択もあります。またご自身が万が一罹患してしまうと、周囲に迷惑をかけることになります。とにかく無理をせず、そして周りの方に迷惑をかけないことを第一に判断いただければと思います。

https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_r02_shiken/R02_1ji_henkan_about.html

2.科目合格者、1次試験合格の免除期間の延長

【中小企業診断士1次試験の場合】

上記理由により今年受験をされなかった方については、科目合格による当該試験科目の免除期間を延長することといたします。

令和2年度中小企業診断士第1次試験における「新型コロナウイルス感染症への対応について」

こちらの対応は再挑戦される方にとってはありがたいですね。ただし中小企業診断士1次試験の科目合格制度自体が罠であったりするので適用のご判断は要注意です。

もし翌年に持ち越す場合は、科目免除を活用するか、また勉強時間を確保して全科目に挑むかご検討いただければと思います。

【中小企業診断士2次試験の場合】

本年度の第2次試験について申し込みの有無にかかわらず受験しなかった方であって、令和元年度に第1次試験に合格した方は令和3年度まで、本年度に第1次試験に合格した方は令和4年度まで第2次試験を受験できる期間を延長することとなっています。

令和2年度中小企業診断士第2次試験における「新型コロナウイルス感染症への対応について」

こちらは1項の体調不良で受験を見送った方という条件が付いていますが、「申し込み有無にかかわらず」というところがありがたいですね。

3 .感染防止・体調管理について
4 .当日の注意事項

感染症対策の基本である「手洗い」や「マスクの着用」を行う等、感染防止・体調管理に努めてください。

試験会場に向かう前に、ご自宅等において検温を行ってください。その際に、発熱、咳等の風邪症状のある方については、受験を自粛してください(上記1.参照)。
会場に来られた場合でも、咳を繰り返す等の体調不良が見られた場合等には、受験の中止をお願いさせていただくことがあり得ます。あらかじめご了承 ください。当日、試験会場の入口において、全ての受験者について非接触型体温計による検温を実施します。その際、受験票をあらかじめご準備ください。
37.5度以上の熱のある方につきましては、 感染拡大防止のために必要な措置として受験をお断りすることとします。
受験者全員の検温を行いますので、時間に余裕をもって会場へお越しください。
試験会場で発熱、咳等の自覚症状が生じた場合は必ずその旨を試験監督員等へ申し出てください。この場合、その症状により、受験の中止・帰宅の指示をすることがあります。
試験会場では、感染予防のため、マスク(無地に限る)の持参・着用を必ずお願いいたします(マスクの貸与はいたしません)。試験中もマスクの着用を必ずお願いします。マスクを着用していない場合は、受験することはできませんので、あらかじめご了承 ください。ただし、本人確認のための写真照合時等、試験監督員の指示があったときはマスクを一時的にはずしてください。
なお、試験監督員等も、感染予防のため、マスク等の着用をいたしますので、あらかじめご承知おきください。

令和2年度中小企業診断士第1次試験における「新型コロナウイルス感染症への対応について」

こちらは色々と1次試験、2次試験ともに影響がある項目です。

まずは検温です。詳細は今後送付される受験票に書かれるとは思いますが、時間ぎりぎりの到着ですと試験開始に間に合わない可能性もあります。特に遅れた時に走って会場に行くなどして体温が上がると、検温がどうなるかわかりません(これは実験したことないので科学的根拠はありませんが・・・)。

万が一当日37.5度以上だった場合は試験監督に従うしかないですね。

すでに今年度の中小企業診断士1次試験を受験した方からの情報が色々出てきていますが、会場によっては時間がかなりかかったようです。今年中小企業2次試験からチャレンジする方はご注意ください。

1点変更点は「マスク」です。上記の引用は1次試験時の案内ですが、「無地に限る」との指定が2次試験次には特になくなりました。特に試験運営に支障がなかったと言うことですかね。とはいえあまり派手なマスクやキャラクターものを避けたほうが無難ではありますが。

5 .手指等の消毒について

試験当日は、試験会場に設置するアルコール消毒液等をご使用できますが、使用状況により消毒液等がなくなる場合があります。自己管理の観点から、各自においても携帯用手指消毒用アルコールや消毒作用のあるウェットティッシュ等の持参を推奨します。ただし、試験時間中はカバン等にしまってください。
使用済みのマスクやウェットティッシュ等につきましても他のゴミと同様に、各自でお持ち帰りください。

令和2年度中小企業診断士第1次試験における「新型コロナウイルス感染症への対応について」

こちらは中小企業診断士1次試験、2次試験で特に大きく変更ありません。

注意点としては持ち物に「ウェットティッシュ」を加えることでしょうか。下の項目でも記載しますが食べ物や飲み物は持ち込んだほうがいいと思います。その際に手軽に消毒できるウエットティッシュがあると安全です。

また中小企業診断士1次試験、2次試験の持ち物の注意点などは以下の記事をご覧ください。

6 .試験室について

試験室では、換気のため、適宜窓やドア等を開けます。室温の高低に対応できるよう服装には注意してください。

令和2年度中小企業診断士第1次試験における「新型コロナウイルス感染症への対応について」

注意書の記載のあるように服装は注意です。

中小企業診断士1次試験の場合は、通常だと真夏の冷房対策がカギとなりますが、今後は喚起による暑さ対策も必要です。調整できる服装でいきましょう。

中小企業診断士2次試験の場合は、10月後半のためそこまで気にする必要はないとは思いますが、地域によっては寒いのでご注意ください。

7.試験室の入退室について

受験会場の入退室時には、必ず受験票を携帯して入退室してください。
受験票を携帯していない場合、再入室して受験することをお断りすることがあります。

令和2年度中小企業診断士第1次試験における「新型コロナウイルス感染症への対応について」

これは今までの中小企業診断士試験にはない要注意ポイントです。

ホテルのカードキーや会社のセキュリティカードと同じような取り扱いが必要になります。試験会場から出入りする回数を減らせるようにお昼などを持ち込んだほうがよさそうです。

8 .移動等に際しての注意

最寄り駅から試験会場への移動や、試験会場内での移動、検温やトイレの順番待ちの際には、周囲の方との距離(最低1m以上を目安)を保って行動してください。
試験前・後、休憩・昼食時においても、対面での会話や飲食など、受験者同士の接触を控えるようお願いいたします。

令和2年度中小企業診断士第1次試験における「新型コロナウイルス感染症への対応について」

中小企業診断士試験経験者であればご存知かもしれませんが、トイレは注意が必要です。長蛇の列が予想されるため余裕のある行動を心がけましょう。会場当たりの受験生の人数も制限をかけているとは思いますが油断はできません。

特に1次試験の場合は熱中症を避けるためにも水分確保は重要です。くれぐれも飲み物を我慢するということは避けましょう!

またお昼ご飯にも注意が必要です。接触禁止の意味合いもありますが、お昼の休憩時間はもともとあまり確保できないと思いますので、持ち込んだほうが無難です。

また周囲の飲食店、特に大学などの周辺であれば、土日の登校が制限されており、それに応じてやっていない可能性もあります。リスクを避けるためにも昼食は持ち込みましょう。

また長蛇の列という意味では自販機も注意が必要です。持ち込み可能なペットボトルを買う方が多いと思われるので、今年度は売り切れだけでなく、待ち行列も注意です。

重いかもしれませんが事前に2本くらい持ち込んでもいいかもしれません。また大学など会場事情によっては2日目に補充されないケースがありますので中小企業診断士1次試験の場合はご注意をください。

※9.10のポイントは省略します。

まとめ

本記事では2020年度(令和2年度)の中小企業診断士1次試験のコロナ対策への注意点を検討してみました。

まとめると以下でしょうか。あとは体調管理ですかね。
・試験会場には早めにいく
・持ち物はマスク、ウェットティッシュ、食べ物・飲み物を持っていく
・服装に注意
※合わせて関連記事もご参考にご覧いただけると幸いです。

いろいろ窮屈ではありますが、当日の準備、イメトレ、そして何よりこれまで勉強してきた知識を活用すれば十分対応可能だと思います。

くれぐれも体調に気を付けてご無理なさらずに挑戦していただければと思います。ご武運をお祈りしています。

それでは、また!

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おまけ(学習記録)

記事のおまけとして、記事投稿日の当時の学習記録を記していきます。
受験生の道しるべになれば幸いです。

・日時  :2015年6月25日(木)  勉強開始から「200日目」
・勉強時間:4.0H
・トータル:890.0H
・勉強内容:経済学弱点克服+運営管理問題集150問目
(いずれもTAC問題集)

中小企業診断士1次試験、2次試験関連の記事はこちら
>>中小企業診断士 1次試験の攻略法 独学者様に向けて
>>中小企業診断士 2次試験の攻略法 独学者様に向けて

勉強の息抜きにはこちらを^^
>>中小企業診断士試験の息抜きに! 雑記まとめページ

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