【2024年11月21日更新】
中小企業診断士試験に挑もうと思ったけど、自分は独学でやっていけるだろうか。通信講座やスクールに通った方がいいのだろうか・・・。
中小企業診断士試験は1次試験、2次試験と幅広い知識や能力が求められ、勉強時間も長くなります。自分に合ったやり方で勉強していかないと効率も落ちますし、モチベーションも下がります。
そこで本記事では中小企業診断士試験にどのような勉強方法・スタイルで挑むのが良いか、それを判断する7つの要素をご紹介します。
勉強方法を決めかねている方の参考になれば幸いです!
それでは、どうぞ!
中小企業診断士 勉強スタイル判断のための7つの質問
中小企業診断士試験の挑戦者の皆さまがどのような勉強方法・スタイルが向いているか、特に独学に向いているかどうか判断するための7つの質問をご用意しました。ぜひチェックしてみてください!
② 学生時代、テスト勉強は一人でやっていた(やっている)
③ 評価など、他人とあまり比較しない方だ
④ 貯金が好きなほうだ(得意な方だ)
⑤ 山勘はあるほうだと思う
⑥ 割合大ざっぱな性格である
⑦ 行きたくない飲み会は平気で断れる方だ
では、早速結果を見ていきましょう!
【判定結果】
- 「はい」の個数が1~3つ →資格校、勉強会向き
- 「はい」の個数が4~5つ →通信講座向き
- 「はい」の個数が6~7つ →独学向き
いかがでしょうか?
他にも色々な要素はあるかと思いますが、概ね重要なところはこれくらいかと思います。特に独学で挑まれる方は「大ざっぱ」で「マイペース」な「我が道突き進む」方といったところでしょうか。あまり面白みのない結果になった気がします。すみません。。。
ちなみに7つの質問にすべてに当てはまれば自分と同じです。完全独学適合者ですね!
これだけでは中途半端なので、それぞれ独学と上記要素との関係を示していきたいと思います。
診断士勉強スタイル判断のための7つの質問:解説編
これはもう、細かな解説の必要はないかと思います。
中小企業診断士の資格校や一部の通信講座(期限があるなど)を活用した際には、スケジュールが決められています。勉強の道筋が明確な反面、スケジュールを自分で決めて自由に勉強をしたいと考える人にはストレスになってしまうかも知れません。その場合は独学が向いていると思います。
勉強方法を自分なりに工夫するのが好きな方も、上記同様に独学または通信講座などがおすすめです。
こちらも細かな解説不要ですね。
学生時代など、図書館やマクドナルドなどに集まって、みんなでわいわいがやがやテスト勉強をやったり、その雰囲気が好きという方は、独学ではなく中小企業診断士の資格校などに通った方が有利だと思います。
この要素はマイペースに勉強できるか否かにつながってきます。
逆に勉強時間や点数を競うことでやる気が起きる場合、資格校に通うか、独学や通信講座でも勉強時間共有アプリ等でライバルを見つけるのが良いかもしれません。
たとえ周囲の評価が気にならないといっても中小企業試験の1次試験模試は必ず受けましょう! なぜ必要かについては以下の記事をご覧ください。
こちらは少し独学とのつながりが微妙なところはありますが、中小企業診断士の勉強時間などの管理・集計をはじめると、勉強時間が積み上がっていく感覚が貯金に似て嬉しく感じます。
また貯金好きの方は家計や生活管理などが得意であることが多く、独学での勉強時間管理も得意なことが多いと思います。
勉強時間がどんな感じであったかは以下の記事を参考にしてみてください!
山勘が良く当たったという人は、分厚い教科書やテキストの中からテストに出やすいポイント、つまり要点を見つける能力が高い人が多いように感じます。
中小企業診断士試験は各科目100点満点を取る試験ではありませんので、出やすいところを徹底的に学んだ方が、合格に近づきます。
過去問などで10年に1回しか出ていない問題を覚えるのであれば、出やすいところを完璧覚えたり、他の科目に時間を充てた方が効果的です。
山勘に頼り切るのは問題ですが、あくまで出るところに力をかける=パレートの法則を心がけていただければと思います。
完璧を目指しすぎると、やる気減少の引き金を引いてしまうケースがあります。
例えば自分自身の立てた勉強計画を少しでも逸脱してしまうと、一気にやる気がなくなり、勉強自体もういいやなどと投げ出してしまうことになりかねません。特に自分自身でスケジュールや勉強ルールを決める独学であればなおさらです(人のせいにもできませんしね)。
少しぐらい、「まぁ明日取り返せば良いか!」と思えるくらいが長続きする秘訣かと思います。自分の場合は別日で埋め合わせなどを行っていました。週単位でリカバリーを行うとやる気も保ちやすいですよ!
大ざっぱな性格は独学は向いてないのではと思われますが、長期戦の中小企業診断士試験勉強においては多少大ざっぱな性格が向いていると思います。
これは意外に馬鹿にできない要素です。付き合いで飲み会に行き、更に断れずに2次会に・・・なんてしていたら勉強時間は確保できません。
これが予備校通いであれば、授業を理由に断れます。また通信講座でも教育費用を払っているため、自制が効きやすいと思います。そのあたりが難しい独学は自分でなんとかしないといけません。
独学で中小企業診断士を目指方は、生半可では合格できません。すべてを断る必要はありませんが、自制心をもって飲み会はほどほどに!
今はテレワークをされている方や、コロナ事情で飲み会等がなくなり比較的達成しやすくなったかと思います。代わりに自宅で勉強環境を整えられるかなどが質問項目に入ってくるかも知れませんね・・・。取りあえず、周囲の誘惑を断れる覚悟があるかといった意味で、この質問はこのまま残しておこうかと思います!
対策としては必要に応じて周囲に診断士試験にチャレンジしていることを宣言してもいいかもしれません。ちなみに自分は周囲に黙っていたので完全に「付き合い悪くなったな~」の評価でした^^;
まとめ
本記事では中小企業診断士試験にどのような勉強方法・スタイルで挑むのが良いか、それを判断する7つの要素をご紹介しました。
サンプル数が少ないため、これがすべてではないのですが、7要素すべて当てはまる場合は独学にかなり向いていると思います!
また1次試験のみ独学、2次試験になったら予備校や通信講座に通うなど、中小企業診断士試験攻略には様々な選択肢があります。はじめてみた結果、合わないと感じたら路線変更も良いと思いますので、今回の要素も参考にしてもらえたら幸いです。
ただ資格校や通信講座から入ってしまうと「お金がもったいない!」(それが機会原価であっても)と感じ、路線変更できない可能性もでてきます。7つの質問に多く当てはまる方は「独学」から入ってみるものいかがでしょうか。
それでは、また!
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おまけ(学習記録)
記事のおまけとして、記事投稿日の当時の学習記録を記していきます。
受験生の道しるべになれば幸いです。
・日時 :2015年1月17日(土)
・勉強時間:7.5H
・トータル:184.0H
・勉強内容:運営管理、生産管理2章読込+学習マップ(生産2章)作成
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