診断士との相性抜群?情報処理ITストラテジスト試験とは

診断士との相性抜群?情報処理ITストラテジスト試験とは全般情報
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中小企業診断士と情報処理技術者試験のITストラテジスト試験は相性が良いと伺いました。どのようなところが相性がいいのでしょうか?

本ブログにて、中小企業診断士試験と相性の良い試験として「情報処理技術者試験 ITストラテジスト」をご紹介しました。

そこで本記事では、ITストラテジスト試験とはどのような試験なのか、中小企業診断士とどのような天で相性が良いのかについてご紹介できればと思います!

それでは、どうぞ!

情報処理技術者試験 ITストラテジスト試験とは

情報処理技術者試験 ITストラテジスト試験とは

ITストラテジスト試験とは、IPAが実施している情報処理試験の中の1つです。13種類試験がありますが、その中で高度情報試験に分類される試験です。

IPA 情報処理技術者試験ページ、試験区部一覧

出典:IPA 情報処理技術者試験ページ、試験区部一覧(2021年3月8日)

求められる人材像と中小企業診断士との関係について

ITストラテジスト試験は「経営とITを結びつける戦略家」であるかどうかを判断するための試験です。おすすめの受験者像には以下と説明されています。

経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、ITを高度に活用した事業革新、業務改革、及び競争優位を獲得する製品・サービスの創出を企画・推進して、ビジネスを成功に導くCIOやCTO、ITコンサルタントを目指す方に最適です。

IPA 情報処理技術者試験ページ、ITストラテジストページ(2021年3月8日)

ビジネスや企業活動を行っていくのに切っても切れない情報システムの戦略を立案する役割を担うのがこのITストラテジストです。

中小企業診断士試験にも経営情報システムがあるように、中小企業支援において情報システムの提案は重要なものとなっています。

ただ中小企業の経営者の中にはIT戦略の立案が出来ない方・苦手とする方も相当数いらっしゃいます。その意味でも中小企業診断士としてビジネスモデルを、その歯車となる情報システムの戦略をITストラテジストの知識を活用して立案することで、説得力があり相乗効果の見込める提案とできると考えられます。

その意味で中小企業診断士とITストラテジストの相性は抜群であると考えています。

詳細は省きますが、以下のIPAの説明ページに人材像や役割など詳しく記載されていますので、ぜひご確認いただければと思います。「あれ?中小企業診断士の人材像で見なかったかな」という文言も多いですよ!

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:ITストラテジスト試験
情報処理推進機構(IPA)の「情報処理技術者試験」ページです。

ご参考:中小企業診断士1次試験免除について

ちなみにですが、すでにITストラテジストを獲得している方は、申請により中小企業診断士1次試験の経営情報システムを免除することが可能です。すでに取得済みの方はご検討してみてはいかがでしょうか?
(詳細は試験案内をご確認ください!)

中小企業診断士資格取得を目指す方に中小企業診断士試験のご案内です

ITストラテジスト試験の実施時期や合格率について

【実施時期】

情報処理技術者試験ITストラテジスト試験は春試験に分類され4月の第3週の日曜日に実施されます。

ちなみに数年前までは秋試験に分類されており、中小企業診断士2次試験筆記と被る年が多く、1年での取得は難しい状況でした。コロナの影響で半年ずれ込んだことから春試験に変更されたことで相性が良くなってます。

【合格率】

ITストラテジストの合格率は概ね15%~20%程度です。最新の令和元年のデータでは15.7%です。

同じく高度情報処理試験に分類される試験の中では少し難しめかも知れません。

【受験者数】

受験者数は他の試験に比べると少なめで、昨年は7000名程度です。統計データ※も出てますが、受験会場を眺めた感じでは、男性9割・女性1割、年齢層は若干高めといった感じでしょうか。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験:統計情報

ITストラテジスト試験内容と合格条件

ITストラテジスト試験内容と合格条件

続いてITストラテジストの試験内容と合格条件をご紹介します。

まず試験は全部で4ステージあります。下の図にまとめてみました。

ITストラテジストの試験内容と合格条件

1つ目の試験のみ免除がありますが、基本的には4つの試験を1日でこなす中々ハードな試験です。最後には論文形式の試験がありますが、それぞれの突破条件をクリアしなければ読んでももらえず捨てられるという悲しい思いをします・・・。

と、悲しい話は置いておいて、それぞれ試験の概要を説明します。

ステージ1:選択試験(各教科共通)

こちらは4択のマークシート形式の試験です。高度情報試験がいくつかありますが、その期(春・秋)に実施する試験で共通です。

高度情報処理試験ではないですが、この問題は「応用情報処理」の午前の試験から30問抽出されて出題されます。試験範囲が幅広く、SEやプログラミングの知識が少なかった私には結構厳しい試験でした。

過去問からそのまま繰り返し出される問題も多く、ひたすら繰り返しの勉強あるのみです。

合格条件は60点以上ですので、30問中18問正解できれば合格です。

なお、この試験のみ免除制度が存在し、応用情報処理合格、他の高度情報処理試験合格や、ITストラテジストに不合格でもこの試験は60点以上であれば2年間期限で免除可能です。

ステージ2:選択試験(各教科個別)

こちらもステージ1の試験同様、4沢のマークシート形式の試験です。こちらは高度情報試験それぞれ個別の問題が出題されます。

ITストラテジスト用の試験であるため、経営戦略等も出てくるため中小企業診断士の試験範囲と非常にマッチしている部分です。正直一番簡単な部分かと思います。過去問からも結構出題されますので、中小企業診断士試験を突破されている方であれば、少し勉強すればこのステージ2の突破は容易であると考えております。

合格条件はステージ1と同じく60点以上ですが、出題数は25問ですので15問正解できれば合格です。

ステージ3:記述試験

こちらはステージ1,2と異なり記述式の試験になります。中小企業診断士で言うところの2次試験筆記に近い感じです。

4つのお題が出題され、その中から2問を選び回答していきます。90分間の試験ですので10分で問題選択、40分で各お題を解いていくといった感じでしょうか。

時間との戦いではありますが、この4つの中からお題を選ぶ作業で失敗すると完全敗北する試験ですので、芳しくない場合はやり直して他のお題を実施するなどの選択もあります。細かいテクニックや攻略法はまた別の記事でご紹介できればと思います。

形式が近い分、中小企業診断士2次試験の解答プロセスも応用できる部分がありますので、その辺りはアドバンテージになりそうですね!

合格条件はこれまでと同じく60点以上です。

ステージ4:論述試験

最後の試験は論述試験、つまり論文試験です。実際にITストラテジストとしてどのように活躍したかを問題に沿って記述していく試験です。

これまで3ステージの試験と戦った後での120分の論文試験ですので手が終盤でぶっ壊れますw

こちらは実際にITストラテジストとしての経験があれば有利ではありますが、中小企業診断士としてコンサル経験等があればそれに肉付けすることでかなり有利に対応可能です。こちらも別記事で詳細攻略法などをご紹介できればと思います。

合格条件は「Aランク」です。このAランクは「合格水準にある」ということです。論文としてお題に沿って回答されていることと考えれば、中小企業診断士2次試験筆記のA~Dランクと思って問題ないです。

どのような試験かもう少しイメージを膨らませたい方は、過去問を覗いてみてくださいね!

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題

まとめ

本記事では、中小企業診断士試験と相性の良い、情報処理技術者試験ITストラテジスト試験をご紹介しました。

求められる人材像が非常にマッチしており、相乗効果の見込める試験だと考えております。論文など一筋縄ではいかない部分はありますが、中小企業診断士勉強の方法や知識も活用できる部分も多いので挑戦してみてはいかがでしょうか。

今後、各ステージの詳細な攻略方法、勉強の実践例などをご紹介できればと思います!

それでは、また!

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おまけ(学習記録)

記事のおまけとして、記事投稿日の当時の学習記録を記していきます。
受験生の道しるべになれば幸いです。

・日時  :2015年3月10日(水)  勉強開始から「93日目」
・勉強時間:5.5H
・トータル:405.0H
・勉強内容:経済学・経済政策問題集134問目

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