中小企業診断士の実務ポイント(実務要件)の獲得方法!

中小企業診断士の実務ポイント(実務要件)の獲得方法! 資格更新
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【2024年11月10日更新】

中小企業診断士の更新に必要な実務ポイントは獲得できるだろうか?

中小企業診断士は5年以内に「知識補充要件」と「実務要件」を満たすことで、更新登録することが可能です。特に実務要件(実務ポイント獲得)は簡単に言うと30日間の助言・コンサルを必要とするものです。

企業勤めであったり、あまり中小企業診断士として活動できないという方には、条件をクリアできるか心配になる方も多いと思います。

そこで本記事では中小企業診断士の更新要件である実務ポイント獲得方法を私の事例を交えながらご紹介していきたいと思います。

それでは、どうぞ!

中小企業診断士実務要件、実務ポイントとは

中小企業診断士実務要件、実務ポイントとは

実務要件、実務ポイントとは、中小企業診断士の登録更新要件の1つです。更新期限である5年以内に30ポイント獲得することが必要です。

実務要件、実務ポイントの位置づけ

実務ポイントは主に3つの獲得手段があります。

1.診断・助言業務

一般的な企業診断で、国や都道府県、中小企業基盤整備機構などが行う診断やその他団体、個人が行う診断・助言業務を指します。細かな要件はありますが、対象企業の診断・助言を行い、それを社長に承認いただくことで「実務ポイント」を獲得できます。

2.実務補習の受講

これは中小企業診断士になる際にも受けた方が多くいらっしゃると思います。受講料を払って診断を行います。指導員や仲間の中小企業診断士とチームで活動するため、知識やスキルアップにつながります。

3.実務補習の指導

実務補習の時にお世話になった指導員の中小企業診断士やサポート(副指導員)として入られている中小企業診断士の方が獲得できるポイントです。実務補習の指導を実施するには一定の要件があるため、一般の診断士さんからは少々縁遠い感じです。

実務ポイントの獲得方法、獲得例のご紹介

実務ポイントの獲得方法、獲得例のご紹介

それでは獲得方法についてもう少し具体的にご紹介していきます。実際に私が実務ポイントを獲得した例なども合わせてお伝えしますので参考にしていただければ幸いです。

1.診断・助言業務による実務ポイントの獲得方法

中小企業診断士が実務ポイントを獲得する方法としては一番一般的な方法かと思います。私もほぼこちらでポイントを獲得しています。実際にどのような方法があるのか、いくつかご紹介していきます。

・紹介による企業診断・助言業務の実施

例えば中小診断協会に所属している方であれば、協会や所属している研究会での活動などから企業診断・助言業務案件をご紹介いただける事があります。また知り合いの中小企業診断士やその他士業の方からお声をかけてくれる事もあります。

変わったところでは、大学の診断士会や企業の診断士会から案件がくるなどのケースもあります。私の場合は中小診断協会には所属してはおりませんが、企業診断士会経由で「気仙沼バル」活動に携わっています。

現在は復活した気仙沼バルや、過去に参加してくださった店舗に対する経営支援・補助金獲得支援など、発展活動も実施しています。

※ご参考:気仙沼バルでの活動記事

また実務補習に近い形態ではありますが、大塚商会の経営支援サービスに登録し案件を紹介してもらう方法もあります。大塚商会のお客様の経営診断であり、無料で実務ポイントを獲得できる方法です。ただし枠はすぐに埋まってしまいますので、今後広がってくれることを祈ります!

中小企業診断士の皆様との協業 | 大塚商会のERPナビ
大塚商会では、経営支援プラットフォームにご参加いただき、「企業診断報告書」の作成にご協力いただける、中小企業診断士を募集しています。

・勤める企業の企業診断・助言業務の実施

自分自身が経営者の場合を除いて、勤める企業が中小企業であり、業務が経営戦略の検討など要件を満たしていれば診断・助言業務として認められます。この場合は業務をしながら実務ポイントを獲得できますので安心ですね(社長の許可は必要ですよ!)。

・自分で企業診断・助言業務案件の獲得

自分自身が独立してクライアントを獲得していたり、知り合いに中小企業の社長さんなどがいらっしゃる場合は、企業診断・助言業務を実施することでポイントを獲得可能です。

私も企業内診断士ではありますが、小学校の友人の父親が工場(いわゆる町工場)を経営しているので、経営診断や生産効率化・品質改善などお手伝いしていたりします。Twitterでつぶやいている診断活動は主にこちらのことですね!

具体的には作業工程分析や自動化を踏まえた効率化、作業者の安全性などの施策を実施しています。トライ&エラーですぐに施策の効果や改善ができるのは大企業の工場とは異なり楽しいですね(それだけ責任も大きいですが)。

このように案件獲得方法は様々ですが、企業支援・助言業務をこなせばポイントを獲得可能です。

2.実務補習の受講による実務ポイントの獲得方法

こちらは中小企業診断士登録時と同じような形で、チームで企業の経営診断を行う方法です。実務補修機関が提供していますが、残念ながら有料です(中々お高いです)。

ただ、しばらく診断業務を実施しておらず、知識やスキルの復習という観点ではこちらでポイントを獲得する方法も候補に挙がるかも知れません。

開催期間や募集数が限られていますので、こちらで実務ポイントの獲得を考えている場合はこまめなチェックをおすすめします。

中小企業診断協会

https://www.j-smeca.jp/contents/009_shindanjitsumu_juji.html

実践クオリティシステムズ

中小企業診断士 実務従事 – 実践クオリティシステムズ
実践クオリティシステムズでは中小企業診断士の実務従事を実施しています。資格登録のため・資格更新のためのどちらの方も受講可能です。受講しやすい土・日中心の開催で6点の実務ポイントが取得可能です。

3.実務補習の指導による実務ポイントの獲得方法

こちら項目は設けてみたものの、私は経験がないためご紹介できません。。。

中小企業診断士初登録時に実務補習を受講されたと思いますが、その指導員や副祉動員を実施することで獲得可能です。

指導員となるためには中小企業診断士として独立して10年上の経験が必要など条件がありますので、企業勤めの方や、診断士なりたての方からすると一般的な方法ではありませんね。

まとめ

本記事では中小企業診断士の更新要件である実務ポイント獲得方法を私の事例を交えながらご紹介しました。

企業に勤めながら(そこまで激務というわけではないですが)、中小企業診断協会にも加入していない自分でも、細々ですが実務ポイントは獲得できています。

中には中書企業診断士の更新が大変だからと最初から挑まない方もいるというお話しも伺ったことがあります。今回ご紹介した方法含め、様々な方法で実務ポイントを獲得することが可能なので、迷っている方もぜひ挑戦してみてくださいね!

それでは、また!

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おまけ(学習記録)

記事のおまけとして、記事投稿日の当時の学習記録を記していきます。
受験生の道しるべになれば幸いです。

・日時  :2015年5月28日(木)  勉強開始から「172日目」
・勉強時間:6.0H
・トータル:762.0H
・勉強内容:経営法務問題集131問目+経済学・経済政策問題集134問目

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