中小企業診断士2次試験 平成27年事例Ⅱ再現答案と80分の成果物

中小企業診断士2次試験 平成27年事例Ⅱ再現答案と80分の成果物 2次試験
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【2024年8月28日更新】

中小企業診断士2次試験、事例Ⅰは解答プロセスで乗り切った
みたいですが、事例Ⅱはどうだったんですか?

中小企業診断士2次試験の筆記では「解答プロセス」=80分のタイムマネジメントが合格の鍵とご説明してきました。では試験本番ではどれくらい通用したのか、平成27年度の2次試験当日の成果物と再現答案を交えてご説明していきます。

今回は「中小企業診断士2次試験 平成27年度(2015年)事例」を取り上げます。

それでは、どうぞ!

※本記事では私の「解答プロセス」に沿ってご説明しています。以下を先にお読みいただけるとわかりやすいかと思います。

診断士2次試験再現答案:平成27年度事例Ⅱ

まずは再現答案(中小企業診断士2次試験筆記、平成27年度事例Ⅱ)をお見せします。

事例Ⅱは「商店街」が取り上げられるなど、セオリーが崩れ焦りはしましたが、なんとか対応できました。

ちなみに試験当日の夜、家で再現答案を作成している際に一番後悔&心配になった事例です。簡易分析部分に理由を書いておりますので、ご覧いただければと。

解答プロセスの関係上、再現度は高めのはずですが、一字一句完璧な再現はできていませんので、ご了承ください。

試験問題は以下より確認できます。
>>中小企業診断協会 中小企業診断士試験問題 平成27年度事例Ⅱ

平成27年事例Ⅱ評価結果:B(開示結果:58点)

【第1問(設問1)(第1問全体で配点40点、100字)】

ターゲットは高価格の高層マンションに入居してきた裕福な中高年層。理由は低価格を主とする総合スーパーに対し、こだわりの商品や落ち着いた趣の店により差別化を図り、客単価と客数を増加させ、収益の向上を狙う。(100文字)

【簡易振り返り】

30~40代をまさかの中高年層と表現・・・完全終了。いくら自分が20代だったからといってとんでもないミスをしました;;
皆さまは変に省略せず、数値で示しましょう。点数は5点くらいはくれたかな。

【第1問(設問2)(第1問全体で配点40点、50字)】

グルメ紹介サービス業を誘致する。理由は数ある飲食店からニーズに合った店を紹介し、関係性を強化する。(49文字)

【簡易振り返り】

子供世帯の発想がでず、保育所や子育てサービスなどはイメージできませんでした。オリジナル要素は強いですが間違いではないと思います。部分点で3点ほどいただけたかと。

【第1問(設問3)(第1問全体で配点40点、50字)】

飲食店間で強みやこだわりを差別化することで、紹介時に被らないようになり、収益が向上する。(44文字)

【簡易振り返り】

設問1~3のつながりは問題なかったのですが、正直オリジナル要素が強すぎた感じです。これも3点くらいいただければ御の字かと。

【第2問(配点20点、100字)】

食器店:物産市提供する農水産物、加工品に合った食器を販売する。理由は売上が増加している食品との同時購買により、収益性が向上し、食器付きというこだわりにより、総合スーパーとの差別化を図ることができる。(99文字)

【簡易振り返り】

内容は良い感じだと思います。15点はいただけたのではないかと。ただこちら選択問題でしたが、しっかり○をつけたか心配になりました・・・。皆さまも選択問題の時は変な心配をしないよう、○をつけたことだけは覚えておいて下さいね!

【第3問(設問1)(第3問全体で配点40点、100字)】

物産市で販売する農水産物を提供する高価格帯の食品小売店を誘致する。理由は比較的富裕層の周辺住民を総合スーパーと差別化して獲得でき、地域の農水産物をアピールでき、客単価が向上し、収益が増加する。(96文字)

【簡易振り返り】

ここもある程度良い感じに書けたと思っています。ここも15点くらいもらえたかな・・・?

【第3問(設問2)(第3問全体で配点40点、100字)】

食品小売店が扱う食品を活用した飲食店イベントを開催する。効果は顧客だけではなく店主、店員間が顔見知りとなり、連帯感が生まれ、定着に貢献。またB商店街全体の知名度があがり空き店舗増加を防止できる。(97文字)

【簡易振り返り】

回遊性がらみは書けませんでした。「店主間同士が顔見知りになって定着」は完全オリジナル要素なので取れても10点くらいだったかと。

事前の予想では51点くらいでしたが、開示結果としては58点でした。
事例1と同じく加点をいただけたのですかね。それにしても第1問は大外れです。ぼっちだった悪影響が出ちゃった感じです。

自分なりの簡易分析は実施していますが、もし詳細分析や上記の再現答案の不足部分等を把握したい場合は、以下の書籍をご利用ください。

本書の使い方については以下の記事にまとめております!

2次試験本番時の成果物:平成27年度事例Ⅱ

再現答案に続き、私の「解答プロセス」に沿って作成したアウトプットも合わせて共有します。
解答プロセスの詳細については以下の記事をご覧ください。

まずは当日作成したものを一気に掲載いたします。
画像が鮮明ではなくすみません^^;

中小企業診断士2次試験 平成27年事例Ⅱ成果物1
中小企業診断士2次試験 平成27年事例Ⅱ成果物2
中小企業診断士2次試験 平成27年事例Ⅱ成果物3
中小企業診断士2次試験 平成27年事例Ⅱ成果物4
中小企業診断士2次試験 平成27年事例Ⅱ成果物5
中小企業診断士2次試験 平成27年事例Ⅱ成果物6

最後の画像が表紙をはぎ取って作成した解答用メモ用紙です。

私の中小企業診断士2次試験筆記の「解答プロセス」に沿って、メモ用紙の左側で設問とそれに対応するキーワードを抽出し、右側でそれぞれの骨子を検討しています。

初登場の商店街事例で、更に地図まで掲載されているという、何これ?事例でした。とはいえ、事例Ⅱのセオリーからは外れていない印象だったので、持ちこたえることはできました。

ただし30~40代をまさかの中高年と書いてみたり、子供世帯が出てこないなど、ぼっちの悪影響を被った感じです・・・。発想は豊かにいきましょう。。。

いろいろやらかしてはいますが、「解答プロセス」は特に影響を受けることなく対応できたため、汎用性は高かったと自画自賛です(笑)

こちらの記事で「解答プロセス」の作り方も紹介しているので、参考にしていただければ幸いです。

まとめ

本記事では中小企業診断士2次試験、平成27年事例Ⅱの再現答案と当日「解答プロセス」に沿って作成したアウトプットをご紹介しました。

商店街が初登場するなど、少し動揺はしたものの「解答プロセス」に沿って対応できたため、大きく崩れて40点以下(足きり)という事態は避けることができました。「解答プロセス」ありがとう!

他の事例の再現答案も公開していますので、関連記事からどうぞ!

それでは、また!

【関連記事】

おまけ(学習記録)

記事のおまけとして、記事投稿日の当時の学習記録を記していきます。
受験生の道しるべになれば幸いです。

・日時  :2015年2月27日(金)  勉強開始から「82日目」
・勉強時間:4.5H
・トータル:353.5H
・勉強内容:経済学・経済政策3,4,5章読込+学習マップ(3章)作成+経済学・経済政策問題集51問目

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