【2024年10月24日更新】
中小企業診断士2次試験の筆記当日はどんな感じだったんですか?
前回の続きを早くお願いします。
中小企業診断士2次試験、筆記当日の様子について、前回は当日の早朝から事例Ⅱが終わったところまでお伝えしました。
本記事では筆記試験当日(事例Ⅲ~帰宅後)と、筆記試験合格発表日までの状況をお伝えします。
引き続き、当日の心境なども踏まえてお伝えしたいと思いますのでイメージトレーニングの参考にしていただければ幸いです。
それでは、どうぞ!
※前編をまだ読んでないという方は、下記からどうぞ!
筆者Azの中小企業診断士2次試験の挑戦状況
今回お伝えする中小企業診断士2次試験の挑戦状況は以下となります。
・日付:2015年10月25日(日)
・回数:初挑戦
・勉強形態:独学(テキスト&過去問のみ)
・勉強時間:392.5H(2次のみ。勉強開始は1次完了後)
中小企業診断士2次試験当日までにどんな勉強をしてきたのか、直前1週間何をしてきたのかなどは、以下の記事をご覧ください。
中小企業診断士2次試験筆記 試験日当日の状況(続き)
中小企業診断士2次試験筆記:事例Ⅲ決戦
続いて、中小企業診断士2次試験の事例Ⅲです。
お昼の休憩時間に軽く昼寝したおかげか、特に眠気や疲労感もありません。
他の事例と同じく、自分自身の解答プロセスに従って、カバーページを取り外しメモ用紙の準備も万端で与件文の冒頭を読みました。
※解答プロセスについてはこちら
事例Ⅱのような初の商店街事例が出題されるわけでもなく、事例Ⅲとしては特段変わったものではありませんでした。設問についても一般的な事例Ⅲで聞かれるような内容で、まずは一安心でした。
ただ与件文を読んでいくうちに雲行きが変わってきました。与件文の材料をどこで使うのか判断し辛く、特に第1問(2),(3)、第2問の切り分けが個人的に難しかったです。
与件文を2周したのですが解決せず、このままでは焦るだけなので、取りあえず目薬を指して気分を切り替え、他の設問から解答していきました。他の設問をある程度解答することで、少し落ち着くことができました。みなさまも「解答できるところから解答する」といった基本を押さえれば心理的にも落ち着きますよ!
取りあえず事故死(40点以下)は避けただろうレベルの解答が書けたところで事例Ⅲが終了しました。解答プロセスでは70分での完了を徹底してきましたが、80分ぎりぎり使い切ってしまいました。ある意味最初から80分想定で練習してこなくて助かりました・・・。バッファーは大事ですね!
半分燃え尽きながらも休憩時間となりましたので、クリームパンとチョコレートで糖分を補給し、事例Ⅳのラストペーパーを確認していました。
ここまでの事例Ⅰ~Ⅲでは当落ぎりぎりと感じていたため、事例Ⅳで取り返さねばと少し緊張してきました。ただここで気がつきましたが、受験者が減っていました・・・。
業者が各事例の解答速報を作るために途中で帰ったのかと思いましたが、どうやらそうでもなさそうです。折角ここまで来たのだから最後まで受ければ良いのにと思うと同時に、「これ、諦めて帰った人の分、ライバル減ったな。それに問題が難しかったって事だから加点くるぞ!」などとあくどいことを考えていました。
これを思った瞬間に勝利パターンです(笑) 一気に緊張感もほぐれて、事例Ⅳへのやる気が漲りました。途中で帰ってくれた方のおかげですね(おぃ・・・)。
みなさんもどんな結果であれ、最後までチャレンジしてくださいね!
※事例Ⅲの再現答案と成果物は以下でご紹介しています。
中小企業診断士2次試験筆記:事例Ⅳ決戦
落ち着いてやる気も出たところで、事例Ⅳ開戦です。
ここでもカバーページを外し、まず与件文の冒頭を読みました。開始数十秒後には周囲から電卓を叩く音が聞こえたのですが、事前の想定通りペースを乱されないようスルーしました(笑)
正直計算が怪しいところは多々ありましたが、部分点狙いですべて埋めるという精神で突き進んでいきました。結果的にはこの作戦のおかげで4事例の中では一番高い「73点」を獲得できました。
終了後は特に語り合う勉強仲間もいなかったため、一目散に撤退しました。
※事例Ⅳの再現答案と成果物は以下でご紹介しています。
会場~自宅(帰路の電車で)
ほどよい疲れを感じながら、帰りの電車に乗りました。
途中カフェなどによって再現答案を書き起こす方もいらっしゃいますが、自分の場合は再現答案を作成しやすい解答プロセスのため、自宅で作成すると決めていました。
帰りの電車内では、やめれば良いのにネット掲示板などでほかの方々の解答案を眺めていました。ここで事例Ⅱのやらかしに気がつきます・・・。詳細は以下の記事でご確認ください。※特に第1問(1)~(3)ですね。。。
また事例Ⅱの選択問題では、ちゃんと解答する問題に○をつけたかなどものすごい不安になりました。どうすることもできないとわかりつつも、道中ただそわそわしていました。みなさも選択問題はご注意を。
自宅にて(再現答案作成作業)
色々後悔するポイントはあったものの、帰宅後はすぐに再現答案の作成に取りかかりました。「意外に書けていたな」とか、「観点が抜けていたな」など、一喜一憂しながらもその日のうちに作成を終えました。そしてその日は深い眠りに・・・。
これにて長い中小企業診断士2次試験の最大の山場である筆記試験を終えました。
中小企業診断士2次試験筆記 合格発表まで期間
合格発表までの待ち期間
合格発表後、2~3日すると各社から模範解答発表されます。中には無料で採点してくれるサービスや模範解答の冊子を頂けたりするので、必要であれば登録しましょう。
私は独学であったことや、先に絶望を味わいたくないため採点サービスには申し込みませんでしたが、各社の模範解答を確認しながら一喜一憂していました。「A社の模範解答案なら合格だけど、B社の解答案なら不合格かもしれない・・・」といった感じです。
この期間が1週間くらい続いていたのですが、落ち着いてくると日常に違和感を感じ始めます。日々数時間、通勤時間も勉強をしていたのが、いきなり0になったためです。他の試験勉強に移ればよかったのですが、2週間もすれば違和感もなくなり堕落生活スタートです(笑)
これまで我慢していたゲームにどっぷりハマり、完全に勉強時間がゲーム時間に切り替わりました。ちなみにゲーム時間を勉強時間に切り替えたおかげで中小企業診断士の勉強時間を確保できたので、まさに元に戻った感じです(笑)
ただ、ある意味合格発表まで緊張感なく過ごせたのはゲームのおかげかも知れませんね。
ただし合格発表前でしたが、TACの口述セミナーには参加しました。中小企業診断士試験勉強期間で初のセミナー参加です。結構な人が集まっていましたが、この中で合格する人はどれくらいなんだろうとか考えながらも、お目当てである口述試験の対策資料を手に入れました。
合格するかしないかわからない状況で口述試験対策はしたくなかったので、上記のセミナー以外は特に何もしていませんでした。
合格発表日
ゲーム生活を続けていましたが、さすがに合格発表日2~3日前には緊張感が戻ってきました。
そして2015年12月5日の合格発表日。当日は会社でしたが、一人おかしなテンションだったと思います。そして昼休みに中小企業診断協会のページで番号を確認しました。久方ぶりの緊張感でした!
そして無事合格! その日の午後は仕事は手に付かず定時で帰宅しました。口述試験が控えていることはわかっていましたが、一人自宅で酒を飲みまくった覚えがあります(笑)
ここからは、まじめに口述試験の準備へと移ったのですが、これはまた別記事で。
まとめ
本記事では中小企業診断士2次試験の筆記当日後半と合格発表までの期間についてお伝えしてきました。前編・後編とかなり長くなってしまいましたが、当日のドタバタ含めてお伝えできたかと思います。
筆記試験後は完全にダメ人間になりましたが大目に見て頂ければと思います。この期間は万が一不合格になってしまった場合でも唯一試験から解放される期間かと思います。
これまで我慢してきた趣味に没頭するもよし、応援してくれた家族や同僚に恩返しするもよし、つかの間の自由時間を思いっきり楽しんで頂ければと思います!
口述試験についてもまとめましたので、関連記事からご確認ください!
それでは、また!
【関連記事】
おまけ(学習記録)
記事のおまけとして、記事投稿日の当時の学習記録を記していきます。
受験生の道しるべになれば幸いです。
・日時 :2015年3月19日(木) 勉強開始から「102日目」
・勉強時間:4.0H
・トータル:443.5H
・勉強内容:経営法務2,3,4,5章読込+学習マップ(2章)作成+経営法務問題集40問目
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