中小企業診断士兼投資家が狙う「中小型株」2月編

こんにちは、Azです。

本日は、中小企業診断士兼（自称）投資家の自分が2月1日時点で狙っている中小型株をご紹介します。

中小型株はリスクは大きいですが、それに見合うだけの「夢」があります。
今日は2月1日時点で私が狙っている銘柄をご紹介します！

私が中小型株をターゲットとしている背景はこちらでご説明しています。
＞＞中小型株のおすすめ選定基準～中小企業診断士知識を利用して～

それでは、どうぞ！

毎週（なるべく）の投資活動日記も以下で公開しています＾＾　よろしければどうぞ！
＞＞中小企業診断士兼投資家の投資日記

2020年1月（これまで）の状況
中小企業診断士兼投資家が狙う「中小型株」
まとめ
おまけ（学習記録）

2020年1月（これまで）の状況

2020年1月はスタートから色々波乱がありました。

昨年末、米国と中国の貿易戦争が第一段階の合意との報道から、少し希望も見えてきた矢先、年明け早々にアメリカとイランの対立が激化し、暴落からのスタートとなりました。
ボラティリティー（株価の変動）が大きく、買い方さんも売り方さんも中々ハードな１ヶ月になったのではないでしょうか？

そんな対立も少し落ち着いてきたと思ったら、今度はコロナウィルスが株式市場でも猛威を振るいました。この記事を執筆している2020年2月1日もダウが-600ドルをたたき出し、日経先物も悲惨な状況です・・・。

アメリカが「くしゃみ」すると日本は「風邪をひく」といった事も言われますが、「肺炎」にかかってしまえば大変なことになりますね。

ただ、これまで上がってきた株価の絶好の調整タイミングが来たとも言えますし、暴落＝安く買えるときが来た！ということでもありますので、長期投資ができる個人投資家のチャンスでもありますね＾＾

そんな「暴落時に狙いたい中小型株」を本日はご紹介していきます。3月に向けて配当株を狙いに行くのもおもしろいのですが、今回はあまり他の方がご紹介しない中小型株をターゲットにしたいと思います。

私も中小企業診断士の端くれですし、やっぱり愛着あるのは中小型株です（笑）

本記事でご紹介している銘柄はあくまで筆者Azが狙ってるだけの銘柄です。
中小型株はリスクが大きいものです。
株式投資はあくまで自己責任でお願いしますね。

中小企業診断士兼投資家が狙う「中小型株」

狙っている銘柄：1軍メンバーズ

まずは1軍メンバーズのご紹介です。

今期、来期の売上成長が見込め、営業利益率も高水準な銘柄で、まだ若く成長見込みのあるビジネスを展開・目指している企業さんたちです。割高の企業も多いので、地合に引っ張られて割安になれば参入予定です。

上場日	銘柄	コード	市場	今期売上成長	来期売上成長	来期営業利益	時価総額	PER
20160927	チェンジ	3962	1部	–	32.60%	13.90%	48,049	85.81
20190222	識学	7049	M	–	–	15.95%	10,455	55.11
20181221	EduLab	4427	M	58.10%	34.70%	21.30%	39,508	35.6
20190920	ギフティ	4449	M	58.30%	66.80%	32.62%	45,446	125.86
20180323	ファイバーゲート	9450	1部	36.90%	26.90%	15.48%	25,008	35.72
20190919	サイバー・バズ	7069	M	20.40%	22.30%	13.89%	21,542	63.37

※時価総額（単位：百万円）、ＰＥＲは2020年1月31日時点のものです。

いくつかピックアップしてご紹介します。

3962　チェンジ

こちらは昨年、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営しているトラストバンクを買収した企業です。シナジーを活かしながら自治体へのＡＩ，働き方改革などを推進しています。上場してすでに東証1部に市場変更していますが、3年前から応援している企業です。

保有期間中に2度ほど暴落も味わっているのですが、最終的に利益になるなど、私にとっては相性が良い銘柄です。

現時点ですでに上昇してしまっているので、2000円前半まで戻るようなことがあれば、信じて大量購入予定です！

4427　Edulab

ネットでの英語教育サービスを提供しており、ＡＩを活用した次世代教育も手がけています。

今年度延期されてしまった大学入試の民間試験活用が延期され、株価が下落してしまいました。しかし制度自体がなくなるとも思えませんし、昨今の終身雇用の崩壊やジョブ制度の導入により、学生だけでなく社会人の教育ニーズも増加すると考えられるます。今後もウォッチしていきたい銘柄です。

4000円切ったらいよいよって感じでしょうか・・・。

4449　ギフティ

eギフトを手がける企業です。マレーシアに展開するなど、海外進出にも積極的です。他社のビジネスモデルとどう差別化するか、eギフトに更なる付加価値や成長性を見いだすか、楽しみにしながらウォッチしています。

成長率を見れば当然ですが、現時点では割高です。このシナリオが崩れると株価もがくっと下がる恐れがあるので、結構なハイリスク・ハイリターンな銘柄に感じます。

シナリオが継続するとしても参戦するなら1400～1500円くらいでしょうか。

詳細紹介は省きますが、識学は独自組織運営理論「識学」を用いて企業コンサル、自治体コンサルを手がけるなど面白い企業もありますし、ファイバーゲートやサイバー・バズは少し競合も多いビジネスなので、どのように差別化し、今の成長性を保っていくかが見所ですね！

狙っている銘柄：2軍メンバーズ

続いてが2軍メンバーズです。

ただでさえ中小型株は癖強めなので、ここから紹介する中小型株は「クセが強いんじゃ～」銘柄ですね笑

上場日	銘柄	コード	市場	今期売上成長	来期売上成長	来期営業利益	時価総額	PER
20180727	プロレド・パートナーズ	7034	M	60.00%	31.30%	35.61%	41,565	54.00
20190226	リックソフト	4429	M	43.60%	20.90%	13.53%	26,801	89.33
20181225	シノプス	4428	M	31.30%	24.00%	26.45%	17,450	87.16
20161221	グレイステクノロジー	6541	1部	16.00%	24.70%	39.47%	37,820	72.74
20160331	ＰＲＴＩＭＥＳ	3922	1部	33.10%	25.00%	22.30%	16,020	40.84
20190425	トビラシステムズ	4441	M	16.50%	25.10%	38.14%	19,198	61.98

※時価総額（単位：百万円）、ＰＥＲは2020年1月31日時点のものです。

ではこちらからも2社ほど詳細をご紹介します。

4428　シノプス

大手小売り向けの需要予測型の自動発注システムを展開している企業です。課金型ビジネスなので提供先をしっかり広げることができれば有利になりますね。

ただ、現時点で進捗率が悪かったり（本当に4Qで売上・利益が積み上がるか）、結構割高なのが１軍昇格を阻んでいます。

グラフにある通り、一旦進捗率の関係で売り込まれましたが、今は回復しています。次の決算発表が2月13日予定ですので、それを見極めてから参戦を検討予定です。

6541　グレイステクノロジー

企業向けの産業機械マニュアルの作成や運用などを行っている会社です。国内外の企業に提供しており、需要も大きいとのことです。

グラフを見ると少し下がり始めているものの、まだ割高といった印象です。2900～3000のボリュームゾーンの戻り売り圧力も強そうです。今回のコロナショックで更に低水準になれば参入を計画しています。

中小企業では、自分たちでマニュアルを作るといったことが後回しになり、新人や後任の育成に手間取っているところも多いです。ぜひこのような企業に頑張って頂き、中小企業含め盛り上げて欲しいと考えています。

他にも4社ほど2軍にいますが、それぞれ癖は有りながらもビジネスを拡大している企業さんなので、このままウォッチを続ける予定です。

狙っている銘柄：番外編

最後におまけです。

上場日	銘柄	コード	市場	今期売上成長	来期売上成長	来期営業利益	時価総額	PER
20170830	ＵＵＵＭ	3990	M	68.10%	31.80%	5.38%	61,760	70.19
20191210	ＡＬｉＮＫインターネット	7077	M	56.00%	0.00%	45.68%	7,232	36.17
20160914	Orchestra Holdings	6533	1部	23.00%	30.90%	6.00%	10,941	28.05
20180228	ジェイテックコーポレーション	3446	M	27.40%	12.80%	19.17%	18,892	89.97